限界を見た日 5

5です。1ヶ月以上開きました

 

前回東京出たとこまで書いたかな?

 

 

 

 

乗車したムーンライトながら東海道線を西に進んだ。途中駅に長時間停車したり、多くの貨物列車にも抜かれた。

朝5時50分列車は終点大垣に着いた。ここでは有名な大垣ダッシュ…と言うことは無かった。

ダイヤ改正で乗り換え先の列車が4両から8両に変更されたのだ。

もちろん急ぐ必要も無い。

忘れ物がないか確認し、歩いて乗り換える。

無事席に座れた。

 

列車は東海道線を西に進む。さっきまでの快速と違い各駅停車だ。

関ヶ原では霧が出て雪も降った。

昨日見た飯能の雪とは違い見慣れた大粒の雪だ。

 

米原に着いた。列車は5分遅れていた。乗り換え先の新快速は待っていてくれた。

席は座れなかった。

ここからは写真を撮りに有名な山崎の大カーブ(サントリーカーブ)へと向かう。

高槻までは新快速の名の通り快速よりはやく特急のようなスピードで滋賀県を駆け抜け京都を抜ける。

サントリーカーブでは1時間近く写真を撮っていた。

 

京都の鉄道博物館へと向かう

また翌週来ることになるが今週はまた違ったものがあるのだ。

昼食を食べ京都駅へ出た。

駅は異様なほどざわめいてた。放送が鳴り響き、改札には行列ができていた。

人身事故が起こったのだ。

これでは予定通り帰ることが出来るか分からない。

時間は15時。まだ予定の時間に比べ2時間ほど早いが京都を出る。

安定しているであろう湖西線へと向かい大津京で写真を撮るために降りた。この判断が間違いだったかもしれないし正解なのかもしれない。

しばらく撮ったあと、北上するため普通列車に乗り込む。近江舞子で乗り換え近江塩津へと向かう。

人身事故の影響で列車は遅れていた。10分の遅れだ。

近江塩津では3分乗り換え。これでは間に合わない。

列車の遅れの回復と待ち合わせを願う。

 

 

願いは叶わなかった

放送で無慈悲に近江塩津で乗り換えができないことが伝えられた。

まだ寒さの残る3月終わりの夕暮れ時。山の中の小さな駅で1時間列車を待つ。

疲れていたからか写真もなく、記憶もあまりない。

ただ、列車に乗った記録だけ残っている。

地図で見れば20kmあるかどうかの区間がものすごく長く感じた。福井に着いたのは20:29の事だ。

列車の時刻表を見る。次の金沢方面は21:27と書いてある。58分の乗り換え待ちだ。

近江塩津で間に合っていれば元の予定の列車に乗れたが、元の予定より1時間遅いものとなってしまった。

 

発車の30分ほど前に列車は福井駅に入ってきた。

私は席を取り休息をとる。

発車した頃には寝てしまっていたのか、起きたら大変なことになっていた。

ドアの閉まる音で起きた。

外を見るとそこには犀川を渡っていく金沢手前の景色が見える。寝過ごした。

慌てて折り返しの列車を探す。

金沢は2244着。折り返しの列車は2245発だ。

しかも5番ホームから3番ホームに走って乗り換えなければならない。

遅れたらまた30分の待ちだ。

 

 

間に合った。

2255無事松任駅に到着した

予定より1時間半おそい帰宅となった。