写真って何んなの

一億年ぶりですね

前回の投稿からどれくらい時間がたったことでしょう.あれからカメラは30台近くは増えレンズも増えました.皆様いかがお過ごしでしょうか.

 

めんどくさい話です.疲れたくなかったらブラウザバックしましょう.

 

 

新型コロナウイルス感染症という流行に乗ることができました.これで私も流行の最先端にいます.でも写真は流行に乗らないんですよね.

 

写真って何んなのってタイトルにある通り写真についての話です.

 

最近はInstaglamなどで写真を投稿する機会が増えたと思います.ただ,思う人もいるでしょう「あれは写真じゃなくて絵だ」と.

写真における最近の流行は16:9の高彩度画像らしいです.あ,そこのあなた「写真は3:2で色の落ち着きが必要だ」と思ったでしょう.流行とは変わるものです.特に写真の比率は年々変化します.なんででしょう.

それは表示媒体にあると考えているんですよ.大判がメインだった時代は5:4が多かったですよね.それは今も印画紙のサイズで残っているんですよ.35mm判は3:2じゃないですか.多分当時は今と同じく「なんだそのなめ腐った比率は」とか言われたと思うんですよ.でもL判やISO A判が出たことで大衆から広まったと思うんですね.

なら今は何かというとスマートフォンやモニタですよ.16:9です.最近のはやりの画像の比率ですね.

人間,無駄な余白を消したがるので表示媒体の比率に合わせて作品を作るんじゃないですかね.

 

ここで思いました,次に来る比率は19.5:9だと.多分来年くらいにはこの比率の写真が多くなると思います.紙にプリントするための写真というものは減ると思うんです.

 

つぎは色の話です.

ソーシャルネットワークサービスの普及によって多くの画像があふれる時代となりました.人に見てもらうために必要な要素は何でしょう.

8割は色です.どれだけ構図が良くても色でかなり閲覧数が変わるようです.あとはハッシュタグなどの広める工夫もあるんですがここでは色に視点を置きましょう.

人はやっぱり薄いものより濃いもののほうが印象に残りやすいんですよ.

味の薄いラーメン屋と味が濃いラーメン屋,どっちが印象に残りますか?そういうことです.写真はラーメンです.人は濃いものを求めます.特にこの写真が溢れかえる時代,見つかりやすさ含め濃い色のほうが明らかに見つかりやすいです.

 

 

 

ここまで書いてですが私は流行に乗る必要性には疑問を持っています.

ある程度の流行に乗ることは人に見つけてもらうという面では必要なことです.ですが流行に乗ることに大きなアイデンティティが存在するのかというと微妙です.流行の上で大きいアイデンティティを持っているのは流行を作る人です.

結論ですが,私は流行を見ることも必要ですがやはり自己の意志が一番大切だと思っています.そこを突き詰めた先に自分の印象というものが存在するんですかね.

 

確立させたいね.己の色というものを.